まだ溶けきれない 雪が踏まれる音
リュックの中身は いつもより少なくて
溶けた想い 並木通り
思い出すことが多すぎて
抱えきれないほどのたくさんの幸せがあった
もう前を向いて 進まなきゃ
春風に置いていかれそう
もう子供じゃない 子供じゃないって
自分に言い聞かせて
決して真面目なタイプじゃなかった
誰にも言えなかったことも
全部このリュックの中に詰めてしまって
白い桜の下で
4時前の校舎 5時のチャイムが鳴る
一緒に歩いた 車沿いの通学路
交わしたのに 焦ったように
すぐ横を向いた 初めてのキス
恥ずかしそうに手を繋いだあの日の二人
時を跨いで いるようで
現実に戻れない
まだ大人じゃない 大人じゃないって
自分に言い聞かせて
きっとこの夕日が沈めば
寂しい夜が来るのだろう
でも願うよいつかまた会える日を
その日がいつだろうとも
もう前を向いて 進まなきゃ
春風に置いていかれそう
もう子供じゃない 子供じゃないって
自分に言い聞かせて
ここからはそれぞれの道
失敗の繰り返しだろう
涙で磨いてまた会おう
白い桜の下で
守られる側から守る側へ
白い桜の下で