夜明けもまだまだ来ないうちに
少しの荷物を背負って
改札を抜けたら旅の始まり
待ち合わせまで急ごうか
二人ホームの端に立って
滑り込むシルバーの電車に乗って
明け方の海を窓いっぱいに切り取って
余ることのない二人の休日を
今日は東の海へ
昼下がり太陽のジリジリを
潜り抜けながら歩くのさ
物珍しげに辺りを見回し
ただそれだけで時が過ぎる
遠く眺めた視線の先を
沈む太陽が赤く染めた
月明かりをグラスに浮かべて微笑んで
今夜このまま穏やかな時が
続けばそれでいいのさ
明け方の海を二人の背中に受け止めて
余ることのない二人の休日を
今日は西の街へ