終わりを迎えた世界が
最後に吐き出した言葉は
あの子の声を聞いていれば
結末は違ってたのかな
終わりを迎えた時代が
文明と共に沈んで行く
正しいことをしてただけさ
私の信じた正しさが
海を
空を
森を
君を
目には
見えない
神のみわざ
終わりを迎えた二人の
背中に夕陽が沈んでく
手放せなくて さよならだけが
今でも傍で待っている
終わりを迎えた世界が
夜空に融けて消えて行く
涙で滲んだキミの眼が
映した鏡の向こう側
☆
心も無く放たれた閃光が
終わり無く 繰り返す
生き物たちの被曝を
一万年経てば
きっと
忘れてしまうだろう
何の躊躇いもなく
放たれた
放射線を
プルトニウムの香りが
そよぐ風に混じって飛んだ
セシウム色の風が
咽喉元を掠めていく
ストロンチウムの閃光花火が
未来を白く染めて行く
プルトニウムの香りが
そよぐ風に混じって飛んだ
終わりの先の世界が
新たなはじまりだとしても
巡る季節と同じ様に
すべては色褪せ消えて行く
☆くり返し