無音の泉 山寺へ向かう
ここまでくれば欲情とは無縁
洗いざらい 清めるつもりだった
鳥居でぼやけたものを見た それはいつかの欲情
みつけてはいけない 探し物 実はすぐ目の前にあったんだ
細い背中から ぽってりと広がる裾野
たおやかさを抱きしめたいだけ
手でなでるだけですぐ むけてしまう桃
皿の上にある桃 かぶりつく為にある
僕の物では無いことくらいはわかる
食べてはいけない いっそ手で握りつぶしたい
そんなことを想像するだけで留まってる
毎日 皿の上の桃を見るだけ
山寺に泊まる
互いのぼやけた物について語らう
洗いざらい清められた者たち
ひしゃげた背中の男を見た それはいつかの自分
浮世に下山する鐘の響き胸に刻む大丈夫か?
細い背中から ぽってりと広がる裾野
たおやかさを抱きしめたいだけ
手でなでるだけですぐ むけてしまう桃
皿の上にある桃 かぶりつく為にある
僕の物では無いことくらいはわかる
食べてはいけない いっそ手で握りつぶしたい
そんなことを想像するだけで留まってる
毎日 皿の上の桃を見るだけ
かぶりつく為にある
食べてはいけない
かぶりつく為にある
いっそ手で握りつぶしたい