床に落ちた灰 小人が運んでいく
どうか照明は点けないままで
チクリ刺した針の痛みは麻酔で
映る世界にぶくなっていく
機械仕掛け
クローゼットの中で静観する
巡り巡る世界
夢かうつつなのか
きっと誰もわからない
ねぇそうでしょう
正しく生きる そんなこと
私にはできなかった
心臓の奥に蜘蛛糸が絡み付いたみたい
揺れるカーディガン
あぁお気に入りだったな
切り取られた 六畳一間の世界にひとり
見下ろした 空蝉 酷く汚れてる
陽だまりに包まれて腐敗する心
遠く
握りしめた拳じゃ君の手が握れない
そう言って貴方わたしの手ほどいて
暗いクローゼットにぶらさがる
わたしの手を握った
いつか消え去る想いと言い聞かせた毎日
ねぇ 明日が見えない
逃げ場のない感情 押し込めた
未来と共に
巡り巡る世界
夢かうつつなのか
きっと誰もわからない
ねぇそうでしょう
正しく生きる そんなこと
私にはできなかった
暗いクローゼットから眺めるこの部屋は
なんだかとても優しく感じた
貴方の顔がよく見えない
握った手 離さないでね
あぁ…この世界に産まれて
わたしは何か貴方に未来を残せたかな
「どうか安らかに…」なんて
クサイ台詞つぶやいてるかな