路地裏(ろじうら)のカフェ冷めたカップに
溶けきれない想いが輪を描く
アーケードの隙間で雫が合図
足元だけふたりを包むフレーム
ねえ言葉はただの雨音
胸のノイズを隠せないまま
手の温度が未来を測る
拍子を合わせるふたりの鼓動
恋の雫が頬をすべるたび
世界はやわらかいフィルムの中
「好きだよ」より深いリフレイン
溺れそうなMelody in the rain
薄曇りの午後ガラス越しの街
行き交う傘の群れモノクローム
「さよなら」を怖がり言い訳を集め
タクシーのテールライトにじむ視界
ほら真夜中まで残る香り
記憶の隅で揺れるシルエット
指先から伝う切なさ
零れ落ちても名前を呼ぶよ
恋の雫が瞳を照らして
沈黙(しじま)の底から声を探す
「会いたい」より長いサスティン
ふたりだけのHarmony in the rain
雨粒のリズムで紡いだ約束
破れたポラロイド胸ポケット
滲むインクを舌で辿れば
まだ甘いMemory & pain
恋の雫が夜空を貫き
心の割れ目に灯りを落とす
「永遠」より淡いシグナル
それでもまだ君を歌う
Drop of love, keep falling
雨がやむまでそばにいて
Stay with me, keep calling
雫が消えるその先へ