冬の街あなたが消えてく
粉雪の向こうに消えてく
ビルとビルの透き間
風が通り過ぎる
白い息で指をあたためて
道にしゃがみこむ
砕け散った哀しみだけ
肩に髪につもる
冬の街もうじきイブだわ
ガラス窓またたくもみの木
これがあなたからの
寒い贈りものね
何処へ行こう? 何処にも行けない
胸が乱れてて
チェーン巻いた車だけが
雪をはねて走る
頬が切れるような
寒い寒い午後ね
君の他に好きな娘がいると
聞かされた時に
砕け散った心だけが
街を道を埋める
冬の街あなたが消えてく
粉雪の向こうに消えてく
冬の街あなたが消えてく
粉雪の向こうに消えてく