赤き炎のなか 何度も折り返され
けがれを削ぎ落とした 鉄のからだ
「おうみのかみ みなもとのくにまさ」
背に刻まれたそのめいは
私がこの世に生を受けた しこうのあかし
ただ鋭いだけの武器ではない
あさぎりのようにけだかく 匂い立つhaもん
くにひろが
私に吹き込んだのは
敵を断つ強さと
息をのむほどの
美のきんこう
あるじよ、
私を腰に帯びる
よろこびを知れ
私はただの
鉄にあらず
ちょうていに認められし ほまれ高きひとふり
あなたのいしんを
その覚悟を
にびいろのきらめきで
守り抜く
さやに収まっていれば
しずかにみずのごとく
ひとたび抜かれれば
れっぷうのごとく
あるじの手の
いちぶとなりて
風を斬り、
闇を裂き、
さだめをうがつ
時を超え、時代が移ろうとも
私のやいばに宿る
くにまさの魂は
錆びつかない
さあ、私をぬきhaなち、
天下に示せ
これぞ「おうみのかみ みなもとのくにまさ」
至高のかねのほうこうぞ