やみよを さくは
冴え渡るつきか
それとも
あるじが振るうhaganeか
あいづの地より
この身にやどした
かねさだのほこりと
もののふのいき
あまたの返り血を
浴びてなお
そのやいばは曇らず
ただするどく
いけだやのけんそうも
きょうのゆうぐれも
すべては我が身にきざまれた
熱ききおく
ときの流れは
無情にhaしり
たいせいほうかん
とばふしみのほうか
ひをふくつつが
かたなを
わらおうとも
あるじの「まこと」は
いささかも揺るぎはしない
「まだ終わらぬ」と
ふてきに笑う
その背中を
俺はただ支え続けた
えどを離れ
北へ、
さらに北へ
いてつくだいちのhaて
はこだての空
ごりょうかくに咲く
最後の桜
あるじが目指した
夢のあと
いっぽんぎかんもん
飛び交うたまの中
俺は最後まで
あるじのうでで
あれただろうか
ふいに訪れた
しじまのなか
あるじのめいにより
俺はいくさばを離れる
生きて届けるべき
すがたがあるからと
その手から離れ
あるじの
さとへと赴く
あるじのいのちは
北の空に散るとも
この身に刻まれた
「としぞう」の
魂は死なず
さびつくことのない
いずみかねさだ
美しきやいばのなかに
しんせんぐみは
今も生きている
今も
今も生きている〜
今も