走り梅雨みたいに時は過ぎ去っていく
数多は戻れないフィルムになる
君の冷たさに反比例するように
日輪はしつこく熱い
白く 白く 泥濘を無視して
青く 青く 繊細になった
君の手も 君の髪も つぶさに愛していった
透き通って 靡かれて 紫陽花みたいだ
もう忘れられない
心は奪われたまま
走り梅雨が終わる頃に君は綻んでいく
言葉は貴方という花になる
迷いに似た蔦が僕の心を蝕む
それはやがて涙を生む
白く 白く 旅立っていく光みたいに
青く 青く 星涼しへと
あの朝も あの夜も 大事に覚えていった
戻れない 届かない もう後の祭りだったんだ
君の手を 君の髪を 確かに愛していた
透き通って 靡かれて 紫陽花は散った
嘘の君に溺れる
誰の手も取れない
煙の様に消えてく
心は奪われたまま