美夕八千夜 - 川井宪次 (かわい けんじ)
扉(とびら)を開(あ)けて そこは永遠(えいえん) 遠(とお)くの呼(よ)び声(ごえ) 誰(だれ)の声(こえ)?
髪をなぜるの あなたは誰
笛(ふえ)が語(かた)るは 願(ねが)いの故郷(ふに) 通(とお)り過(す)ぎてゆく 時間(じかん)と想(おも)い
友(とも)だちなんか いらないの (うそだよ)
自分(じぶん)だって いらないの (ほんとだよ)
砂(すな)の足跡(あしあと) くずれてく
夜(よる)は不思議(ふしぎ) 本当をかくして 現(うつつ)を見(み)せる
月(つき)に招(まね)かれ 闇(やみ)がひろがる
夜(よる)は紫(むらさき) 涙(なみだ)が降(ふ)る 私(わたし)のかわりに 空(そら)が泣(な)くの
瞳(ひとみ)を閉(と)じて そこは永遠(えいえん) 近(ちか)くのささやき 誰(だれ)の声(こえ)?
ほおにふれるの あなたは誰(だれ)?
笛(ふえ)が語(かた)るは 願(ねが)いの故郷(ふに) 通(とお)り過(す)ぎてゆく 時間(じかん)と想(おも)い
友(とも)だちなんか いらないの (うそだよ)
自分(じぶん)だって いらないの (ほんとだよ)
砂(すな)の人形(にんぎょう) くずれてく
夜(よる)は不思議(ふしぎ) 本当をかくして 現(うつつ)を見(み)せる
月(つき)に招(まね)かれ 闇(やみ)がひろがる
夜(よる)は群青(ぐんじょう) 星(ほし)が降(ふ)る 私(わたし)のかわりに 月(つき)が歌(うた)うの
夜(よる)は紫(むらさき) 涙が降る 私のかわりに 空が泣くの