桜ひらひら 風にほどけて
並木道が 春に染まる
足を止めて 見上げた空
一秒さえ 惜しくて
花びらが 肩に触れて
すぐにまた 離れてく
出会いもきっと
こんなふうに 儚くて
咲いている間だけ
輝けるわけじゃない
散っていく姿が
季節を教えてくれる
桜 ひらひら 舞い落ちて
今日が 過ぎていく
変わらないものなんて
ひとつも なかった
それでも この景色は
心に 残ってる
散り行く春を 胸に
歩き出す
遠くで聞こえる 笑い声
写真を撮る 人の波
同じ春を 見ていても
それぞれの 時間
満開は ほんの一瞬
だからこそ 愛おしい
終わりがあるから
始まりが 生まれる
昨日と同じ道でも
少しだけ 違って見える
季節は 静かに
次へと 向かってる
桜 ひらひら 舞うたびに
想いが ほどけてく
手放したはずの記憶も
また 優しくなる
今はただ 立ち止まって
この春を 感じよう
散り行く花が
背中を 押す
もしも この景色が
永遠じゃなくても
心に咲いた春は
消えない
桜 ひらひら 風の中
季節が 流れてく
別れも 出会いも
春の 一部
満開の その先へ
道は 続いてる
散り行く桜と
歩いていく
花びらが 舞い落ちて
春が 次へと進む