ひかりだけ ゆれる部屋
ねむれない まぶたのうら
まどぎわに しずむ気配
ゆびさきが なぞるみち
わたしには きこえている
こえよりも おくのひかり
さわれないのに さそわれて
かさなる息が ゆらいでく
ためらうほどに こぼれてく
こころの奥で あかくなる
ふれて
ふれてないのに ふれてるみたい
ぜんぶが わたしをならしてく
ふれて
こえよりしずかに ひびくのに
もどれないほど あつくなる
きえていく こどうだけ
あさまえに ならぶ雑音
とじた窓 ひかりのせい
だれもいないのに のびてく影
さめないまま おちていく
ふれて ふれて
とどかないのに とどいてく
まぼろしでも わたしをうごかす
夜の底こぼれたまま・・・・・