壁が息をして 床が脈打つ
何で俺なんだ 誰も答え無い
紫の怒り 黄色い叫び
不条理と理不尽が降り注ぐ
鏡の中の誰かが溶ける
なぜだ なぜだ
時間も重力も全部が嘘
許せない 許せない
万華鏡が回る世界に
落ちていく 浮いていく
紫の花が咲き乱れる
天井滴る虹が血のようで
ただ立ち尽くすしかない
空気が重くて息ができない
視界が溶けて空を泳ぐ
輪郭がぼやけて光が漏れる
肌が透けて骨が透ける
怒りが重なる 結晶のように
叫ぶ煙が螺旋を描く
言葉にならない感情が波紋となって
広がっては消える
許せない 許せない
世界が裏返る
溶けていく現実の中で
渦巻く濁流に飲み込まれる
こんなはずではなかった
思わず漏れた言葉に
取り繕うかのような沈黙
何も 何も 救いなどなかった
手からすり抜ける輝き
境界線が消えていく