セピアに染まった景色
変えられないまま
足早な誰そ彼
こうべを垂れた向日葵に
トンボが止まった
茜空に響く歌
遠い夏に消えた声
抜け殻みたいな私たち
きっとどこか似ている
残暑に混ざり出す
コオロギの輪唱
青春の余韻を包む
涼しい風に吹かれたくて
サンダルを履いた
星空に響く歌
少しずつ夜は長くなる
誰も気づかない叫び
私には聴こえてる
セピアに染まった景色
変えられないまま
君の核心に触れたとき
忘れていた想いが
溢れ出した
暁空に響く歌
緑の香りは褪せれど
心に虹を架けてくれた
君をずっと覚えている