午前二時過ぎ アスファルトに残る熱
ぬるい風だけが 先を歩いていく
街路樹の影を踏みながら
途切れた会話を 拾い集めた
半袖越しの夜の温度
少しだけ近い肩の距離
歩く速さを合わせても
気持ちまでは揃わない
君が半歩だけ前を歩くたび
街灯が影を伸ばしてた
言葉にしたら壊れそうで
笑って誤魔化してしまう
2:17の歩幅
合わせられないままでいい
少し汗ばんだ右手じゃ
答えなんて持てないし
2:17の歩幅
帰り道だけ同じなら
朝焼けが来るその前に
もう少しだけ歩いてたい
点滅してる横断歩道
急がなくても変わる青
遠回りした理由なんて
お互いきっと知っていた
夜が静かになっていくほど
心だけ少し騒がしい
隣にいるその距離だけ
測れずにまた笑った
揃わない靴音のリズムも
今日は悪くない気がした
夏が終われば消えそうで
少しだけ怖くなる
2:17の歩幅
このまま朝まで続いたら
言えなかった気持ちまで
夜風が連れていくかな
2:17の歩幅
合わせられなくてもいい
違う速さのまま二人
同じ夜を歩いてる