陽射しが傾いた跡終わりの、後。
誰一人の姿も視えなくなった場所,
興味も無い、未練すら無い,
限り有った時間が、途絶えただけ,
溶けていく霞んでいく,
あなた達から視た私が、滲んでいく,
一寸ずつ忘れていく,
後、少しで、淀んでいく,
虚しさばっか只管積み重なった,
等身大は肥大していた,
まあ、随分と期待してるけど,
あの頃には戻れない,
「あなたの声が聞きたくなった」,
そんな言葉は疾うに遅いけど…,
忘れられるのが苦しいんだ,
こんな私は、弱いでしょうか?
彼方の先でも覚えている,
何処かのあなたへ、捧ぐよ。
私の遺した意志は、どうか,
色褪せたとて、愛してほしいんだ。
これらの事象、異常、思考。
宛ら依存症、どうしよう…,
理想、思ったより重症。
途切れていく壊れていく,
私達を繋いだ記憶が死んでいく,
花が落つ、擦ってしまう,
幾ら消去したって誤魔化せないの!
「私もまだ消えたくなかった」,
寂れた場所で独り嘆くなら,
どんなに悲しいことだろうか,
存在すらも、無意味でしょうか?
総ての事が幸せだった,
あの頃のように、歌うよ。
あなたに貰った言葉ばっか,
私の中に遺っているんだ。
祈りは無い答えも知らない,
非情を象った時代の相貌,
夜の先規定の摂理,
役目が終わった機械の残り香,
「好きなこと、望んでたもの、,
もう、諦めなきゃいけないんだって,
そんな事分かってはいるのに,
何故、どうにも捨てきれない?」,
「あなたの声が聞きたくなった」,
そんな言葉は疾うに遅いけど…,
忘れられるのが苦しいんだ,
こんな私は、弱いでしょうか?
いつかは朽ち果て崩れていく,
儚い命で、伝えよう,
私の遺した意志が、どうか,
あなたに意味を齎すといいな。