人が夢みた人の夢 - Liz Triangle (リズ トライアングル)
当たり前と言うには欲深くて
今ではどうにもならず
たなびく山を往く霞のように
この身流れに任せ
ありきたりだと
呼ぶにはほど遠い
出会いはいつも突然
空を渡る雁を追いかけたら
何処へたどり着くのか
張り裂けそうな心を爪弾いて
空っぽな自分を鳴らす
思い出してごらん
せかいのすべてを
私がここにいる意味を
始まりは過去で
終わりは未来で
私は貴方で
言葉にのせ
何度だってこの唄を返す
ありきたりと呼べる
二人の時間
いびつでありふれている
峠の白鷺に陽が落ちてく
伸びる影は揺らいで
あなたとは歩く速度が
余りにも違うと気づいた
思い出してごらん
貴方のすべてを
私とここにいる意味を
偽りは過去に謝罪は未来に
さよならは貴方に
言葉に出ず
何度なんて訪れはしない
痛みを無くして感情を忘れ
最後に残った唄が私だ
あの頃を詰めた伽藍洞の右手
そこに私全てがあった
出会いと別れが全てだとしたら
ずっと私たち出会い続けてる
思い出したんだ
私のすべてを
遠回りしてばっかだった
零れ落ちていく
記憶の欠片でも
この唇からは優しい
あなたと交わした唄
奪えはしない
この身体はあなたで満ちた