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うれし、うれしや、うれしやな。
人の子どもの、おしなべて ふむを御国のおきてなる、
学の道の六年をば 卒へし今日こそうれしけれ。
■柳桜の春にほふ、錦をそへて野も、山も。
2うれし、うれしや、うれしやな。
いろはのいをもわきまへぬ 身のいつしかに積得たる、
西も、東も知らざりし 身のいつしかに分得たる、
■世の人並の文字の数、世の人並の道の筋。
3うれし、うれしや、うれしやな。
六年の月日、手を取りて 教へ給ひし師の君の
導なくば、いかで我が 心に開く、智は、徳は。
■思へばうれし、師の情、思へばうれし、師の恵。
4うれし、うれしや、うれしやな。
師の賜の智を、徳を、かぢに、しをりに、世の海を
わたりて行かん、なほ高き 学の高嶺よぢて見ん。
■師の君さらば、健かに、我が友さらば、健かに。