泡の粒 ひとつ、ふたつ
ふーっと泳いでは消えていく
飾り気のない 細めの瓶
そっと掴んで傾けた
喉を刺す 陽気な刺激
しかめっ面で笑い合う
薄い袖口を揺らす風
さす日差しに赤らむ肌
こめかみ ゆっくり伝う汗
無垢なソーダ 夏の味
あなたのその仕草に
心は音を立て
小さく弾けていく
何度も 何度でも
まとわりつく熱 揺れる時間
ああ、暑さが心地いい
賑やか 子供はしゃぐ声
負けじと蝉はわっと鳴く
あなたのその言葉や表情
うだる夏を包み込む
切り取られていく
1シーン、1シーン
こんなに優しいのは
あなたのせい
薄い袖口を揺らす風
さす日差しに赤らむ肌
こめかみ ゆっくり伝う汗
無垢なソーダ 夏の味
この夏を思い出すとき
きっと想う ソーダ色