日没サスペンデッド (feat. あるぱちかぶと)-Eccy

日没サスペンデッド (feat. あるぱちかぶと)

歌手:Eccy

时间:2009-09-16

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歌词

日没サスペンデッド (feat. あるぱちかぶと) - Eccy/あるぱちかぶと

词:あるぱちかぶと

曲:Eccy

前略

元気かい どうしてる

変わりはないかい

とか迷ったけど好きなのを

選んでほしい

インクが切れるまで

言葉も飾らずに

宛名も知らない手紙を

書いてみてるよ

もう あれから何年経ったろう

こう眠れない夜は

よく懐かしむんだ

僕のほうは今も元気で

いるけれど

近頃はどうも

ぼんやりしていけない

お前が消えたわけも

わかっていたのに

コルクボードの写真みたく

色褪せ 悶えて

けどいいさ

最後なんていつだって

同じだ 大した意味

なんてないだろう

なあ ここに小さな

スクラップがある

6月の7日果たして

見ただろうか

メリーランド沖22マイルの海底に

リタイアしたアムトラックが

沈められたらしい

その数はいまじゃ優に千を超え

磯となって魚を護り

巨大な街を作ってる

ねぇ信じられるかい

光がまったく差さない

都があるんだ

なあ お前はきっと笑うだろう

なんだかひどく年を

とった気分だよ

はて今は二千何年だろうって

可笑しいだろ

たまに考えているんだ

回転木馬見たく

世界が回ってる

僕はひとりエアポケットに

入った気分さ

ソクーロフの古い映画にある

ロシアを覚えてる

あんな終末的な世界さ

なあ お前はきっと笑うだろう

積み上げた古い未来をせっせと

燃やしては新しい過去を

つくってるんだ

ここじゃあそんな風にして

生きるのさ

将棋崩しみたくひとつづく

削いでいく

その連続はもしかすると

ひどく寂しいが

だからみんな気ぜわしく

歩くんだろうって

嫌いっていう言葉が

幼くて嫌いなんだ

なぁ お前はきっと笑うだろう

僕らの幸せは

空しいくらい容易いよ

不完全でいることを恐れるから

すすんで自分を

犯人にしてしまうのさ

どうしてだろう

とってもみすぼらしいよ

見るものすべてが

死んだみたく冷たくて

だけど欲張って

他人の人生を生きるなんて

そんな愚かなことはないだろ

あのときも確か季節は秋で

ヨークシャーの

小さな港街にいたんだ

ひなびてて廃れてて

凍結したようで

まるで世界の最果てにいる

心地がして

お前に手を引かれ

アビーに向ってった

小高い丘の上のベンチを腰掛けた

そこからは町が一望できて

暮れなずむ夕日が僕たちを

待っていて

湾になった港を囲むように

切り絵のような稜線が

幾重にも重なり合い

藍色からアイボリーに

空はそまって

時間は時間のように流れていって

見上げれば

たくさんのカモメたちが

賑やかにいつまでも

孤を描いていた

太陽の周りに寝そべる淡い雲は

身を焦がしながらも

ゆっくり近づいてった

その光は

赤レンガの煙突にも影を落とし

浜辺に寄せる細波にも

岬の灯台にも横付けた小舟にも

街灯にも屑カゴにも薄一本にも

照らされて陰を

生むものたちが見せる

何ひとつ疑問のない

当たり前のような美しさが

少しばかりそれが眩しすぎて

目を反らさないように

必死だったんだ

刻々と溶けていく落陽の

その奥で人生は

こっちを確かに覗いていた

エンドロールのような

真っ白い煙は

物語の終焉をこの僕に告げていた

あの丘のベンチに

戻ってみたいんだ

海底に潜ってった太陽にかわって

クリーグライトで薄暗い街を

いま一度真っ赤に

照らしてみせるのさ

お前はいまでもあそこに座って

ぼくを待っている そう思うよ

P.S.

小鳥が鳴いている

ポストには朝刊

いまにも電車は動き出すだろう

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