遠い記憶呼び覚ます
光の粒が形を変えて万華鏡のように揺れる
この手の中に全てはあると思っていた
今も懐かしいアルバムには
あの街角があの笑顔が
誰かに語ることもないまま色褪せ朽ちゆく
もう一度時間を巻き戻せるなら私は何を願うだろう
新たな季節に春塵の道を一人きり見つめたまま
花風に散る心
積み上げた砂の城は崩される日を待っているのか
どんなに固く結んでも
きっと叶わない約束ばかり溢れていく
だけど眩しさに細めた目を強ばる肩を
そっと撫でる穏やかな陽を待ち続けてる
誰もが確かに
閉じ込めた胸の奥で
あの傷跡があの涙が
ただ癒されることもないまま静かに眠ってる
もう一度時間を巻き戻せるなら私は何を願うだろう
新たな季節に春塵の道を一人きり見つめたまま
鳥雲は運ぶ小さな祈りを たとえ何度掻き消されても
瞳に写した一瞬の愛は色褪せる日が来るとも
花風にまた芽吹く