雨に打たれた髪が
乾いてゆくように
終わりはそんな次第で
曖昧に過ぎゆく
また会えるさって僕は言う
言葉は虚しく宙を舞う
いつか夢見た未来の中で
かつて心に降っていた雨は
跡形もなく消えた
手に受けて握った最後の一粒も
気がつけば
石ころに変わって
迷い悩みたどり着く答えが
昨日とは違った時が
訪れたのならただ
雨上がる空に
不器用な仕草でさよならを伝えれば
いいのだろう
乾いた空気を吸った
日差しも強烈さ
希望は相変わらず
変わってもそこにある
また会おうねって君も言う
それだけが僕を奮わせる
君の見ている景色が今も
止まぬ雨の中というのなら
次は君の話を語ってよ
いつか分かたれた道の果てまでも
聞こえてくるだろう
迷いためらい後悔をしても
前に進むその姿を
美しいと思うんだ
約束の場所に
辿り着けなかった僕らも
最後はきっと
希望と情熱も感性も才能も
使い果たしたその後で鳴り止まぬ
音楽があるけど
今長い時間の果てを歩いて
思いがけない風景の前に
辿り着いた僕たちは
新しい未来が
ここからまた始まることを
期待しているんだ
ただ、後に残すすべての思いに
いつの日か報えるようにと
秘密の誓いをして
雨上がる空に
不器用な仕草でさよならを
明日会えるみたいに伝えよう