「会いたい」って文字を打って
また消して夜が更けてく
眠る小さな横顔に
そっと毛布をかけ直した
君が会いに来てくれても
一緒に遠くへ行けなくて
限られた時間の中だけ
君の隣に戻ってる
誰かが悪いわけじゃない
間違っているわけでもない
守りたいものがあるほど
心は自由になれなくなる
If I could split my heart in two
一つはこの手を離さずに
もう一つは君の待つ街へ
迷わず走って行けるのに
帰る場所を守る気持ちも
君を愛してる気持ちも本当
どちらも嘘にはできなくて
今日も「会いたい」を飲み込んだ
「仕方ないよ」と笑う君の優しさが
胸を締めつける
責められたほうが楽なのに
分かってくれるから苦しくなる
行きたい場所の画面を眺め
「いつか行こう」と指を重ねる
その”いつか”が遠すぎて
笑顔の裏で少し泣いた
小さな未来を置いたまま
どこかへ行くことはできない
選べないんじゃなく選んでる
それでも君に会いたくなる
If I could split my heart in two
一つは朝を守りながら
もう一つは君の隣で
知らない景色を見られるのに
守るものがあるからって
恋をしたことは罪じゃない
大切なものが多いだけ
それが時々歯がゆいだけ
「待ってるよ」なんて言わせるたび
君の時間を奪う気がして
幸せにしたい人なのに
寂しくさせてる気がして
それでも君はこの肩にあるすべてを知って
「そのままでいい」と言ってくれる
だから余計に会いたくなる
If I could split heart in two
どちらの涙も拭えるのに
この手の中の未来を守って
君との未来も歩けるのに
But I'm only one, after all
だからこの場所で愛していく
離れていても逃げずにいるよ
会えない日ほど君を想うよ
誰かの明日を守る心も
君を求めてしまう心も
何ひとつ間違いじゃないから
いつか自由に笑えるように
If I could split my heart in two
そんな願いを抱いたまま
今夜も小さな寝息のそばで
遠い君に「おやすみ」を送る