わたしたちの言葉の先に
何があるのか
わからないまま
結いを拒む わたしの指を
気付かれぬよう
隠してしまう
あなたのまなざしから
いつも目を逸らしていた
幸せを祈った分だけ遠のいた
あなたとわたしの嘘は
誰も救わずに
赤く染まる足で
歩いていくのでしょう
何も知らない顔をして
欺くことばかり
上手くなった
そうしている間に
わたしたちは
痛みでうまく動けなくなって
わたしたちの祈りのさきに
なにもないなんて
言えなくて
幸せを祈った分だけ遠のいた
これはきっとわたしの心が
招いた結果なのでしょう
赤く染まる足は
ああ まだ
やさしいひと
どうか
あの子だけは
まだ知らない
夏の香りのなかへ
つれていって
まっしろなすあしで
歩いていって