淡く滲む月の火照りが
細い路地を薄く灯して
ふわり浮かぶ影が遠くへ導く
高く見える空の端から
つま先まで纏う世界で
息を吐いた 『ここにいるよ』
と伸ばす手のひらの彼方に見えた
煌めく星は何処までも眩んでいた
この想い<こえ>の一粒を浮かべた指の向こう
振り返る足跡は確かなものに見えて
踏み出したその先で
霞んだ月影に届くように
そう願う様に
胸に抱いた想いの数は
指をおる意味が無いほど
どこかに落としてきた事がもう悲しくて
何か一つの 変わらないもの
そのただ一つを探すように
この夜に散りばめた
瞬く星の粒が
誰かの願いの様な
儚い色に見えて
足元を照らしてく
そんなヒカリのような
遠い場所からでも気付けるように
この想い<こえ>の一粒を誰かに届けるよう
迷わずに行けるから
確かに感じるから
どこまでも届くよう
暗闇に光る この想いの願いが見えた