夕立の雨が刺さる 傘など持っておらず
ならばと 敢えて走り 天からの水を浴び
何者かになりたいと誰もが思っている
悲しいね それが病理の因果なのに
「あのね、私、27歳に、もしもなったのなら死のうと思っているんだ」
「あのね、僕は、何か凄い事をやってやれなきゃ死のうと思うんだ」
そして誰もが死にきれず 記号と成る
まるで生きているだけの屍のように過ごす
誰も気付かない 何よりも大切な事を忘れてしまっている
前提から違うと
何者かになどならなくても
既にあなたは、「あなた」というものに成れているんだよ 初めから
だから胸を張って良いんだ 例えどれだけ惨めでも
あなたの最大の理解者はあなたしかいないから
何者になれなかった物達の影を照らせよ
いつでも光は、そこに
在れよ、光明よ