綺麗に見せることばかり
いつの間にか上手くなってた
本当の気持ち隠すたび
少しずつ遠くなっていく
誰かのせいにしてる間は
何も選べずにいた
痛みごと引き受けた日に
ようやく前を向けた
完璧じゃなくていいと
認められた瞬間に
張り詰めていた心が
少しだけ息をした
手放していくたびに
増えていくものがあった
守るため抱えていたものが
僕を縛っていた
誰かになろうとするより
自分を見失わぬように
削ぎ落として残ったものを
“本当”と呼びたかった
期待しすぎた夜ほど
現実に傷ついていた
思い通りじゃない今日を
受け入れる強さが欲しかった
飲み込んできた言葉たちも
沈黙に変わる前に
震えながらでもいいから
自分の声で話したかった
比べ続ける景色には
終わりなんてなかった
足りないものを数えるより
今あるものを見ていたかった
離していく
怖さごと
軽くなった
心のまま
失うことで
見えるものがある
閉じていた未来が
少し開いていく
抱え込むほどに
見えなくなるものがあった
足りなかったわけじゃなく
増やしすぎていただけだった
正しさに隠れていた
弱さも迷いも全部
否定しなくなった時
ようやく歩き出せた
手放していくたびに
自分へ戻っていく
何者かになるより
“ここにいる”と思えた