「世界が終わる」
古びたラジオからの声
馬鹿なことを言う
とっくに世界は終わったのに
世界が終わった 唐突に、何も告げずに
理由なんてない なんとなく全て滅びた
凍てつく風と光のない空
ただ立ち尽くして 最期を待ち続けてる
誰もいないこの街を彷徨う獣
光は来ない 永遠の夜が訪れ
古びたギターが落ちてるのを拾って
白銀の中 かき鳴らして靴を見つめ
まだここにいる 鼓動は鳴ってる
この熱さえすぐ奪われていくのだろう
凍えた風が一層強くなってゆく
この目も耳も凍り付いてしまった
それでもこの音を鳴らし続ける
僕はここにいたんだと思いたくて
全て吞まれる 吹雪の中に