[00:00.00]落ちていく男 - 尾崎豊 (おざき ゆたか)
[00:03.06]詞:Yutaka Ozaki
[00:06.12]曲: TOMIYO
[00:09.18]この街の窓は
[00:12.86]どれも高いビルの壁にさえぎられている
[00:22.55]青白い光だけが彼の目に届いているんだ
[00:41.49]雑誌やテレビで見た風景や
[00:50.08]小説の中で思い浮かべてみた風景や
[00:57.05]まるで思い出をさぐるみたいに
[01:02.68]思い浮かべていた
[01:06.50]階段を上がっていくとねぇ
[01:11.34]足音だけが妙に大きく響いていて
[01:17.13]何度も「畜生」って呟いてるみたいに
[01:21.83]聞こえるんだ
[01:31.07]飛び降り自殺の現場を
[01:33.01]目撃した友達の話を思い出しちまって
[01:40.46]それでそこから見える風景は
[01:44.00]妙にさびれていて
[01:48.42]馬の調教場が見えて
[01:51.89]たくさんの黒い棒がうごめいている
[01:57.02]そう飛び降りて落ちていく人間も
[02:03.45]黒い棒に手がはえた
[02:06.24]そんなふうだ
[02:08.22]っていってたな
[02:12.19]その向こうにビルの無数に
[02:15.26]並ぶ街が見えるんだ
[02:21.15]俺はいつのまにかそこにいて
[02:25.92]でもね誰も俺を
[02:29.02]わかってくれようとはしないんだよ
[02:33.46]しょうがなくて俺は
[02:35.97]その街を出ようとしたけれど
[02:39.39]どこへ行けばいいのかわからなくてね
[02:48.99]通りがかりの奴と喧嘩になっちまうんだ
[02:57.00]彼はやみくもに殴りつけるところを
[03:01.90]何度も想像した
[03:08.67]彼は鼻息を荒くして
[03:15.37]そして相手を殺してしまうと我にかえって
[03:23.65]自分の考えの馬鹿さかげんに笑った
[03:33.55]唄ってみた
[03:37.70]自分の声がはね返って
[03:42.89]聞こえるかと思ったけれど
[03:54.32]下で馬鹿騒ぎしている
[03:55.89]連中にかき消されて
[04:03.12]かえって淋しくなった
[04:11.83]見知らぬ街に辿り着くとねぇ
[04:16.78]目に入るすべてのものが
[04:23.67]この街にとって
[04:25.29]どんな意味をもっているのか
[04:28.89]わからなくてね
[04:32.85]俺が最初に気に入った店も
[04:37.96]ほんとうはこの街じゃ
[04:43.51]そんなにはやっちゃいなかったんだ
[04:47.63]空が少しだけ違うみたいに見えるし
[04:57.73]彼はそんな思いを込めて
[05:04.95]もう一度唄ってみた
[05:09.60]この街も変にイカれてやがる
[05:21.49]いつまでたっても
[05:25.26]街のけばけばしい
[05:26.42]明かりは消えようとしやしない
[05:36.88]吐き捨てた唾液すら俺を見放しやがる
[05:46.20]なんだかほんの少し気をゆるめると
[05:54.81]俺のほうがだめになっちまいそうなんだ
[06:02.50]どうしようもない現実を
[06:06.32]かみしめるしかなかった
[06:12.24]部屋がどんどん散らかっていくと
[06:18.45]食がだんだん細くなっていた
[06:28.46]彼は昔の友だちに電話してみた
[06:36.43]相変わらずだったけど
[06:40.16]女の話しかなかった
[06:45.93]そしてすげなく切られた
[06:55.23]自分を裏切った女の名前を口にすると
[07:02.63]前の部屋の隅から隅まで
[07:08.66]思い浮かんできた
[07:17.99]何でこんなところに自分がいるのか
[07:22.59]情けなくなってきたよ
[07:29.41]何を信じればいい
[07:35.18]これはいったい誰のことなの
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歌词
落ちていく男 - 尾崎豊 (おざき ゆたか)
詞:Yutaka Ozaki
曲: TOMIYO
この街の窓は
どれも高いビルの壁にさえぎられている
青白い光だけが彼の目に届いているんだ
雑誌やテレビで見た風景や
小説の中で思い浮かべてみた風景や
まるで思い出をさぐるみたいに
思い浮かべていた
階段を上がっていくとねぇ
足音だけが妙に大きく響いていて
何度も「畜生」って呟いてるみたいに
聞こえるんだ
飛び降り自殺の現場を
目撃した友達の話を思い出しちまって
それでそこから見える風景は
妙にさびれていて
馬の調教場が見えて
たくさんの黒い棒がうごめいている
そう飛び降りて落ちていく人間も
黒い棒に手がはえた
そんなふうだ
っていってたな
その向こうにビルの無数に
並ぶ街が見えるんだ
俺はいつのまにかそこにいて
でもね誰も俺を
わかってくれようとはしないんだよ
しょうがなくて俺は
その街を出ようとしたけれど
どこへ行けばいいのかわからなくてね
通りがかりの奴と喧嘩になっちまうんだ
彼はやみくもに殴りつけるところを
何度も想像した
彼は鼻息を荒くして
そして相手を殺してしまうと我にかえって
自分の考えの馬鹿さかげんに笑った
唄ってみた
自分の声がはね返って
聞こえるかと思ったけれど
下で馬鹿騒ぎしている
連中にかき消されて
かえって淋しくなった
見知らぬ街に辿り着くとねぇ
目に入るすべてのものが
この街にとって
どんな意味をもっているのか
わからなくてね
俺が最初に気に入った店も
ほんとうはこの街じゃ
そんなにはやっちゃいなかったんだ
空が少しだけ違うみたいに見えるし
彼はそんな思いを込めて
もう一度唄ってみた
この街も変にイカれてやがる
いつまでたっても
街のけばけばしい
明かりは消えようとしやしない
吐き捨てた唾液すら俺を見放しやがる
なんだかほんの少し気をゆるめると
俺のほうがだめになっちまいそうなんだ
どうしようもない現実を
かみしめるしかなかった
部屋がどんどん散らかっていくと
食がだんだん細くなっていた
彼は昔の友だちに電話してみた
相変わらずだったけど
女の話しかなかった
そしてすげなく切られた
自分を裏切った女の名前を口にすると
前の部屋の隅から隅まで
思い浮かんできた
何でこんなところに自分がいるのか
情けなくなってきたよ
何を信じればいい
これはいったい誰のことなの
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