埃に埋もれた詩 - 瑶山百霊 (YooSanHyakurei)
少しずつ闇に沈みゆく
荒れ果てた大地と枯れた海
風よどうかこのまま
長い夢から覚めないで
わずかに残った香りだけは
掻き消さないで欲しい
滅び行くこの世界に
囚われた私は
祈り続けた
ささやかな声
耳を通し
胸の奥に染み渡ってゆく
けれど冷え切った心までは
温められず
空しく絡まる
もしあの日
手を離さずにいたら
微笑を無くすこともなく
二人で星を
眺められたのに
Ah今は灰色に塗りつぶされた
街に迷い込んで
誰かが教えてくれた
歌を口ずさみながら
無くした笑顔と
忘れた何かを
探し続けている