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あの日 雨が降ってた
世界が少し止まった
傘もなく笑う君を
今も覚えてる
濡れた空気の中
息が静かに溶けてく
指先の温もりが
すべてを包んでた
波のように滲んでた
君の声 君の笑い
短い時間だったけど
あれは 本当だった
空は曇って
道には水が溜まってた
その上に君の影
静かに揺れてた
私たちは同じ水の中で
何も言わずに呼吸を合わせた
あの時の私は
人間になれた気がした
雨の音が遠くなっても
世界はまだ止まってた
あの日の光と匂いが
今も胸に残ってる
すべてが静まっても
この波は消えない
あの日の私は
君へと流れてく