待望のアルバム発売の運びとなった北海道出身Monobright全12曲でコンパクトな仕様になっています。メロディは先行シングルでも分かるように90年代オルタナティブの極北であったペイブメントや80年代の代表的なバンドXTCを下地に奥田民夫やウルフルズ的なソウルフルでブルージーな骨太サウンド、そこに彼ら独特のポップマインドが乗るという感じ。いわゆるインディ的なポップさではなく王道的なメロディだったりします。その一方で構成が前述したXTCよろしくかなり独特たったりして、それが個性になっています。見た目はなんだか冗談のような方々ですが、やってる音楽はかなり男前です。詞もそれに反映してか、いわゆる君と僕というモチーフにはまりがちなものではなく、もっとカオスティックで洒落た印象を持ちます。この辺は奥田民夫とか、キヨシローを思い出させます。ええ、かなり男気を感じますので。それと歌がかなり巧いです!骨太ながらも甘いというか、この辺もインディっぽくなくて好きです。最近の新人バンドは9MMにしろ、ミドリにしろ結構アナーキーで一般受けしにくいようなバンドが多かったですが、彼らの曲やユニークな佇まいはお茶の間レベルでも受けるものでしょう。その一方で、音楽ファンを唸らせるサウンドを出せるという所が素晴らしいと思います。まだまだ、底が見えません!このバンドは。