2012年にサウンドクラウドで出会ったラッパー達をフィーチャーした初アルバム「Midnight Blue」をリリース。その後台湾のビートメイカー「Luviia」とのコラボレーションアルバム「Luvlin」、2014年フランスのCASCADE RECORDSよりアルバム「SAIL TO THE MOON」を発表。翌年に葛飾北斎の作品、思想からインスピレーションを得て制作されたアルバム「Invisible Vision」をリリース。2016年には「RADWIMPS」の「野田洋次郎」のソロプロジェクト「illion」名義のアルバム「P.Y.L」にリミキサーとして大抜擢されるなど若手アーティストとして注目を集めてきた。しかし、打ち込み機器を使用したビートメイクに自身の表現の限界を感じ、音楽性を見つめ直し昇華させるために、リリースを休止。音楽理論を一から学び直し、表現の幅を広げるために多種の楽器を習得、その結果今までとは全く違う、新たなる領域の表現が本作で形となった。本作のタイトル「Digital Church」のチャーチは、キリスト教の教会という意味では無く、宗教や生き方など人が持つ「信条」を比喩しており、人々が持つ信条がデジタルというサイバーな空間で、飽和し衝突して混ざり合うことでお互いの信条を理解していく様を音楽で表現。シンセの音を中心にサンプリング、自然音を使いレイヤードされた音は信条の交差や飽和を表現し、木や炎、水など、自然の音をパーカッションに用いることで、デジタルでは無く有機的なモチーフで肉体や精神を表現した。アルバム唯一のFeaturingには「FILMREEL」のフロントマンでもり、「Linn Mori」の盟友「Takafumi Murai」が参加。また、カナダ出身のビートメイカー「Fitz Ambro$e」とフランスのビートメイカー「Lex (de Kalhex)」がそれぞれリミックスを提供している。ミックス・マスタリングは「Linn Mori」自身と、前作から引き続き「Ryota Noguchi」が担当。浮遊感のあるデジタルの澄んだサウンドと、フィジカルの力強さを音圧で表現。ジャケットフォトは「Repeat Pattern」が担当。