小さい頃からキミとの距離は右手で届く距離だった。離れるくらいならいっそ、キミを閉じ込めてしまえたらいいのにな。子供のころみたいに3人で川の字で眠ったあの日、ひさしぶりにキミの隣で眠るのが切なくて我慢できなくて僕の気持ちなんか全然気づかないキミをあまくそそのかしてうたには内緒で自分のものにした。あれから2年。キミを好きな気持ちはちいさな頃から変わらないけど、まわりの環境は少しずつ確実に変化していく。自分の夢をあきらめたくなくて進路を決めたはずなのに、キミとの恋をあきらめたくなくてほんの少し後悔している僕がいる。距離が離れたら心が離れてしまうとかそんなはずないって分かってるけど不安で仕方がないんだ。僕の隣にキミがいて、キミの隣にうたがいる。それが当たり前だったはずなのにねぇ、今はこの右手の距離がすごく遠く感じるよ …… 。離れても心は繋がれるちょっと切ないラブストーリー。